【バーサス】『新虐界』天敵 新人類

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新人類とは

『バーサス』の13の天敵が跋扈する世界の一つ、『新虐界』を支配するのは「新人類」です。彼らは旧人類とは異なる進化の道を歩んだ種族であり、その圧倒的な力と異質な存在感で『新虐界』を完全に掌握しています。新人類は旧人類を奴隷や玩具のように扱い、彼らを容赦なく絶望の淵へと追いやっている。

特徴

『バーサス』の『新虐界』を支配する「新人類」は、旧人類とは一線を画す特徴を持つ進化した種族です。彼らの外見、感情、呼称、名称、そして知能と身体能力から、その異質さと脅威が浮かび上がります。

外見

新人類は若く美しい姿を持ち、まるでバランスの取れた人形のような容姿が特徴です。その完璧すぎる外見は、自然な人間というより人工的に作り上げられた美を思わせます。彼らは奇抜で派手な衣装を身に纏い、支配者としての威圧感と異様な雰囲気を漂わせています。この華やかな外見は、旧人類を見下す彼らの傲慢さや、『新虐界』の歪んだ文化を象徴しているのかもしれません。

感情の欠如

新人類は基本的に感情が乏しく、死すら恐れない冷徹さを持っています。外敵と対峙する際には集団で果敢に挑み、たとえ同胞が目の前で死に絶えても、悲しみや怒りを一切示しません。この感情の欠如は、彼らが旧人類とは異なる進化を遂げた証であり、戦場での無機質な効率性を際立たせます。しかし、完全に感情がないわけではなく、特定の状況では異様な一面が垣間見えることも。

呼称

普段、新人類は「我々(われわれ)」という集団的な呼称を用い、個よりも全体を重視する姿勢を示します。だが、旧人類を虐げたり、新たな「玩具」を見つけた時には様子が一変。残忍な笑顔を浮かべ、冷酷な喜びを露わにする姿が目撃されています。この二面性は、彼らの感情が完全に死んでいるわけではなく、支配と破壊への歪んだ快感に反応する形で残っていることを示唆します。

名称

複数の新人類が存在するものの、それぞれに固有の名称があるのかは現時点で不明です。彼らが「我々」と自称することから、個別のアイデンティティよりも集団としての統一性が優先されている可能性があります。一方で、特別な役割を持つ者には名前が与えられているのかもしれず、その詳細が明らかになることで『新虐界』の社会構造がさらに見えてくるかもしれません。

知能と身体能力

新人類の最大の特徴は、旧人類を大幅に超える進化した知能と身体能力です。彼らの頭脳は戦略的かつ冷徹で、集団での連携はまるで機械のように精密。そしてその身体能力は驚異的で、集団で巨人族を倒すほどの力を誇ります。例えば、巨人族の大首長ギンバックのような強敵に対しても、新人類が数を活かして勝利を収める場面が想像できます。この圧倒的なスペックは、旧人類が抵抗する術を持たない理由であり、『新虐界』での絶対的な支配を支えています。

新人類のこれらの特徴は、ニンゲンにとって新たな恐怖の象徴です。美しい外見とは裏腹の感情の欠如、集団での冷酷な戦闘力、そして旧人類を玩具と見なす残忍さ――彼らが『バーサス』の他の天敵、例えば『魔勢界』の魔王や『怒神界』の「神」とどう関わるのか、戦場にどんな影響を与えるのか、想像するだけで背筋が寒くなります。『新虐界』の支配者「新人類」の全貌が明らかになる時、ニンゲンの運命はさらに過酷な局面を迎えるかもしれません。

初登場

新人類の初登場は第8話

新人類の居住区に巨人族をアリオたちが誘導した。

 

登場回

  • 第8話 巨人族との対峙
    (新人類初登場)
  • 第9話 巨人族 VS. 新人類
    (巨人族VS新人類VSアリオ・パラサイト初登場)

新人類の能力

『バーサス』の『新虐界』を支配する「新人類」は、その能力と行動様式で旧人類や他の天敵とは一線を画す存在です。彼らの攻撃方法、特殊能力、そして娯楽への執着から、その異質な脅威が浮かび上がります。

攻撃方法

新人類には恐怖心や痛覚がほとんど存在しないように見えます。
彼らの主な攻撃手段はナイフで、鋭い刃を手に軍隊アリのような隊列を組んで敵に襲い掛かります。この群れでの攻撃は、個々の力以上に連携の精密さが際立ち、一糸乱れぬ動きで敵を圧倒します。
特に巨人族との戦いでは、無駄な加勢をせず最小限の人員で勝利を収めたことから、瞬時に敵の強さを見極める優れた判断力を持っていると考えられます。
相手の戦闘力を冷静に分析し、必要十分な数だけで対処するその姿は、感情に左右されない機械的な効率性を思わせます。この能力が、彼らが巨人族のような強敵すら倒せる理由なのでしょう。

特殊能力?

新人類には、旧人類を匂いで見極める特殊な感覚があるようです。
この能力により、彼らは旧人類を的確に特定し、支配や娯楽の対象として捉えることが可能。
嗅覚による識別は、彼らが進化した知能と身体能力の一端であり、旧人類が隠れようとも逃れられない恐怖を植え付けます。
この感覚が他の天敵にも有効なのかは不明ですが、新人類の狩猟的本能を象徴する特徴と言えるでしょう。

新人類の目的(娯楽)

感情が乏しく、死すら恐れない新人類が唯一感情を露わにするのが「娯楽」です。

彼らにとって最大の喜びは、旧人類が絶望と恐怖に歪んだ顔を見せる瞬間。
その表情を引き出すために、旧人類を虐げ、玩具として弄びます。
新たな「オモチャ」を見つけることも彼らの楽しみの一つで、すでに魔族が監禁されている場面が描かれていることから、魔勢界の魔族とも接触済みであることが分かります。
さらに、パラサイトが出現した際には「また新しいオモチャを見つけた…」と発言しており、【浸蝕者】のような強力な天敵に対しても脅威を感じるどころか、むしろ遊びの対象として歓迎している様子。この異常なまでの余裕は、新人類の進化した能力と冷酷な本性を如実に示しています。

新人類のこの娯楽への執着は、彼らが単なる支配者ではなく、歪んだ快楽を求める存在であることを物語ります。
旧人類を絶望させるだけでなく、魔族やパラサイトといった他の天敵すら「オモチャ」と見なす姿勢は、彼らの自信と傲慢さの表れなのかもしれません。『バーサス』の戦場で、新人類が『魔勢界』の大魔王ビャクオウや『怒神界』の「神」と対峙した時、果たして同じ態度を保てるのか? それとも、新たな「オモチャ」として彼らを支配下に置こうとするのか?

その動向が、他の世界にどんな波紋を広げるのか、想像するだけでゾクゾクしますね。

新人類の強さ

『バーサス』の『新虐界』を支配する「新人類」は、これまでの交戦を通じてその驚異的な強さが明らかになっています。彼らの戦闘力は、他の種族を圧倒するレベルにあり、具体的な比較からその実力が浮かび上がります。

  • 『新人類』 > 『巨人族』(20m級も含む50体以上): 新人類は巨人族を相手にしても全く引けを取らず、20メートル級の巨体を含む50体以上を撃破。数の多寡を問わず勝利を収める新人類の力は驚異的です。
  • 『新人類』 > 『勇者』: ニンゲンが誇る勇者たちも、新人類の前では歯が立たないことが判明しています。例えば、勇者ハロゥのような熟練の戦士でさえ、新人類の冷徹な連携と進化した身体能力に圧倒されてしまうかもしれません。

交渉不能な性質と今後の関わり

新人類の強さは単なる戦闘力だけでなく、その交渉がほぼ不可能な性質にも裏打ちされています。
彼らは感情が乏しく、旧人類や他の種族を玩具としか見なさないため、対話や共存の余地がほとんどありません。
たとえ同盟を提案したとしても、「我々」という集団意識の下で他者を支配対象としか見ない彼らに、話が通じる可能性は極めて低いでしょう。

今後、新人類が他の種族や天敵とどう関わっていくのか、注目せずにはいられません。
パラサイトの【浸蝕者】に対してすら「新しいオモチャ」と余裕を見せていた新人類ですが、彼らの傲慢さが裏目に出る瞬間が訪れる可能性もあります。

交渉不能な彼らが、他の天敵とぶつかった時、果たして『新虐界』の支配力が揺らぐのか、それともさらに勢力を拡大するのか――その展開が楽しみで仕方ありませんね。

読者の『新虐界』見解

 

 

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