擦られまくっていると思われる「NISA」の話題で上位表示されるわけがないのでタイトルもテキトーです。
さて、資産形成するうえでNISAとは大事そうに思いますが、一体何なんでしょう?
正直私もよくわからなかったので自分なりに調べてみました。
NISAの意味
NISAの本家ISA
NISAとはイギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)を参考にして日本が作った制度で、本家のイギリスで1999年に設立された制度です。
今ではイギリス国民の約半数がISA口座を保有しているほど普及しているそうです。
日本のNISA
NISAの名前の由来は上記のイギリスのISAからパクッて、日本の個人貯蓄口座(Nippon Individual Savings Account)の略で「NISA」となったそうです。
意外と洒落てますね
僕は結構好きなネーミングです
イギリスから遅れる事5年 2014年に日本で設立されたNISAですが概要としては
株を売買した際の売却益や分配金が非課税になる
という事。
本来であれば売却益や分配金に課税がされますが、NISAで運用するとそれが無料!!
例えば通常100万円の利益が出たら「配当所得」や「上場株式等の譲渡所得等」として税率20.315%の課税がされるので201,350円を国に納めなければならないのですがそれが無料になります。
2022年現在、日本のNISAは3つあります。
まず
NISA
2014年に設立された初めのNISA
概要としては
1年 | 120万円 |
非課税期間 | 5年 |
最大非課税枠 | 600万円 |
月間20万円ペースで投資できる人にはおススメですかね・・・
続いてNISAの他の選択肢として設立されたのは
つみたてNISA
NISA設立から4年後の2018年に設立された「つみたてNISA」
概要は
1年 | 40万円 |
非課税期間 | 20年 |
最大非課税枠 | 800万円 |
NISAと比べるとかなりとっつきやすい制度になっており、非課税期間も20年と長く元本割れの確率もかなり下がります。
しかも、購入できる金融商品が金融庁厳選のできるだけ安全な金融商品に限られているためNISAと比べると期間は長いですが安全性は高いと思われます。
続いて「つみたてNISA」より早く設立されたにもかかわらず、意外と不人気なNISAが
ジュニアNISA
2016年に設立されているのですが「つみたてNISA」とくらべても、大きく差を広げられてしまった「ジュニアNISA」
そんな「ジュニアNISA」の概要は
1年 | 80万円 |
非課税期間 | 5年 |
最大非課税枠 | 400万円 |
とNISAと比べてもそんなに遜色ないと思うのですが、実は落とし穴があります。
それは子供が20歳になるまで引き落とすことができないからです。
「ジュニアNISA」は名前の通り子供のためのNISAで、子供が成人になった時に必要になるお金を運用する制度なので、子供が大人になるまでは引き落とすことができないようになっています。
それが「ジュニアNISA」の不人気の理由だったのですが、2020年に制度改正があり
一転 大人気制度に生まれ変わります!!
その詳細は後日まとめます。
最後に2021年12月までの各NISAの口座数をまとめると
NISA口座数(2021/12)
口座数 | 2021/9比 | |
NISA | 1,248万口座 | 0.6%増 |
つみたてNISA | 518万口座 | 9.6%増 |
ジュニアNISA | 72万口座 | 12.5%増 |
見ての通り「ジュニアNISA」の伸びがかなりスゴイですね。
この辺も含めてもうちょっとNISAを深堀してみます!