【バーサス】『無法界』天敵 無法者

漫画・アニメ

無法者とは

長い世界戦争の末、文明とモラルが崩壊。

野盗やギャングといった「無法者」たちが好き勝手にのさばり略奪、誘拐、殺人などを行っている。

初登場

第16話 無法界のエリアに転移したゼイビィ率いる人類は、いきなり無法者同士が争っている場面に遭遇。

よく見ると、パラサイトに寄生された無法者が暴れている所だった。

登場回

  • 第16話 パラサイトの脅威
    (パラサイトに襲われるゼイビィを無法者が助ける)
  • 第17話 烏合の衆
    (魔法使いであるゼイビィを無法者がさらおうとする)
  • 第22話 人間たち
    (無法者が再び人間の拠点を襲撃)
  • 第23話 無法者のリンリ
    (無法者の拠点へゼイビィが単体で乗り込む)
  • 第24話 藁にも縋る(前編)
    (暴緑界のボウクングマが無法者の拠点を襲う)
  • 第25話 藁にも縋る(後編)
    (超浸蝕者【スーパーヴルムス】爆誕)

無法者の力

【七惡】と呼ばれる7つの無法者集団が無法界には存在する。

現在判明しているのは

無法者集団”キョウカイ”

シンボルは笑っているどくろの上に三本の剣が突き出ているマーク。

首領:リンリ
特攻隊長:ゴア
外道兄弟:グリッグ&ギサンギ
舎弟:ジャウト

【七惡】

  • 敵対しているのか?
  • 連携しているのか?
  • 上下関係はあるのか?

色々とパターンは考えられますが、新キャラ登場は楽しみですね。

無法者の能力

無法者はニンゲンで能力的には同じ。
『新人類』と比べると能力的には劣っていると考えられる

そんな「無法者」が人類の『天敵』になった理由は

こいつらが強いのは・・・
いろんなものを捨てているからだ

倫理観や良心・・・
人としての情やおもいやり・・・

利用できるものは略奪して取り入れ・・・
利用できないものは削ぎ落して・・・

そうして成り立っている強さ・・・

第23話より

ゼイビィが無法者の首領リンリと話した結果、ニンゲンとして大事なものが欠落したうえで成り立っている「強さ」のようです。

仲間意識は希薄で、常に寝首を搔こうとしていることから、何かしらの利害関係のみで集まっているようです。
また、パラサイトに寄生された仲間を躊躇なく廃棄していることから、首領が寄生されても喜んで殺しそうです。

適応能力高さ

他のニンゲン同様、いきなり異世界に飛ばされたであろう「無法者」

しかし、「適応能力の高さ」は目を見張るものがあり、すでに

  • ”機律界”の”パワードスーツ”
  • ”機律界”の”傀儡装置”
  • ”巨人界”の超強壮剤”レッド”
  • ”大樹界”の”世界の素”
  • ”呪滅界”の”煉魂器”
  • ”魔勢界”の”勇気の剣”

その他にも、ゼイビィが知らない道具が数々確認されています。

  • それらを色々な種族から奪い取る力。
  • 道具を使いこなす能力。

上記能力がかなり高いと思われます。

また、

  • 「勇気の剣」が何も反応しないことから、色々な手段を試していること。
  • ”機律界”の”傀儡装置”は本来ニンゲンに使用するものだったのに、巨人族に使用できるよう改造していること。

このことから、単に奪うだけではなく工夫して道具の力を余すことなく使う能力に長けているようです。

24話ではボウクングマを倒すため、リンリが「煉魂器」で50人分の命と引き換えに巨大な銃を展開しました。
さらに、ボウクングマを倒すために吸魂する人数を試算していたことから、すでにニンゲンでも「煉魂器」を試していたことが分かります。

無法者の強さ

  • 巨人兵器×3 < ボウクングマ
  • 「キョウカイ」首領・リンリ > ボウクングマ
    (呪滅界の煉魂器を使用し、50人分の命を弾丸にして倒した)
  • 「キョウカイ」首領・リンリ < 【超浸蝕者(スーパーヴルムス)】

今後の展開

2月26日発売の第24話「藁にも縋る(前編)」では、【暴緑界】の『赤い森』に潜む暴獣『ボウクングマ』が無法者の拠点を襲撃します。さて、このピンチにリンリはどう立ち向かうのか、注目ですね。

人類にとっては、ボウクングマが無法者の拠点を壊滅させてくれるのが理想的な展開でしょう。でも、果たしてそんな人類の願い通りに事が進むのかどうか…。
逆に、無法者が意外と簡単にボウクングマを撃退して、再び人類を絶望の淵に叩き落とす可能性もあるかもしれません。
次回の展開が本当に楽しみです!

追記:第24話の展開

実際の第24話では、リンリが【呪滅界】の『煉魂器』を使い、50人分の命を弾丸に変えてボウクングマを倒すシーンが描かれました。
ところが、倒したはずのボウクングマはすでに【寄生界】の『パラサイト』に侵食されていて、【浸蝕者(ヴルムス)】へと変貌してしまったんです…。

この「藁にも縋る(前編)」というタイトルは今回の内容と少しズレてるような気もしますね。
もしかすると、次回の「後編」では、この圧倒的な脅威に立ち向かうため、人類と無法者が一時的に手を組むような展開になるのかもしれません。

さらに、この混乱の場に向かっている【魔勢界】の『第11魔王ジャチ』の動向も気になるところです。

25話「藁にも縋る(後編)」への伏線と考察

第24話では、いくつか気になる伏線が散りばめられていました。

  • 外道兄弟の「ギサンギ」: こっそり「人類の拠点」に向かっているようですが、何を企んでいるのか…。
  • グリッグの「つまみ食い」発言: この言葉の裏にどんな意味が隠されているのか、ちょっと不穏な感じがしますね。
  • 舎弟ジャウトの運命: 野望だけは大きかったジャウトが【浸蝕者(ヴルムス)】に取り込まれてしまいました。もし意識が残っていたら、かなり厄介な敵になりそうです。
  • 「第11魔王ジャチ」の到着: 果たしてジャチは次回登場するのか? その場合、味方になるのか敵になるのか、ドキドキしますね。

【浸蝕者(ヴルムス)】は、他の生き物を吸収して際限なく成長していく恐ろしい存在。
第24話で生まれたこの新たな脅威に、次回どう対処していくのか、どんな展開が待っているのか、想像するだけでワクワクが止まりません。
3月26日の「藁にも縋る(後編)」が待ち遠しいです!

追記:第25話の展開

「キョウカイ」では、無法者たちが【浸蝕者(ヴルムス)】に蹂躙され、次々とその餌食となっていきます。無法者の一人、リンリは逃げ惑う仲間たちの魂を『煉魂器』で吸魂し、再び銃を展開して応戦を試みます。しかし、【浸蝕者(ヴルムス)】は即座に回復し、まるで歯が立たない。逆に攻撃を受けたリンリは絶体絶命の危機に陥りますが、間一髪で特攻隊長・ゴアに救われます。だがその安堵も束の間、ゴアは吹き飛ばされ、再びリンリはピンチに追い込まれる。

そこへ、「ゼイビィ」率いるニンゲンの一団が現れ、リンリに共闘を持ち掛けてきます。そんなゼイビィに対し、リンリは冷たく言い放つ。

…わかったぞ
一番残酷なのはお前だ

全員を殺そうとしている

25話より

その言葉の真意を考える間もなく、次の瞬間、【浸蝕者(ヴルムス)】の攻撃がリンリを襲い、寄生されてしまう。一方、【浸蝕者(ヴルムス)】にも異変が起きる。なんとその頭部から、24話で取り込まれた無法者のジャウトが姿を現したのだ。ジャウトの邪悪な知能を宿した【浸蝕者(ヴルムス)】は、さらに無法者たちを次々と浸蝕(あるいは捕食?)し、驚異的な速度で成長。ついにはキョウカイのアジトである教会をも超える巨大さ――おそらく20メートルほど――にまで膨れ上がり、【超浸蝕者(スーパーヴルムス)】へと進化を遂げる。

絶望に打ちひしがれた無法者たちは、もはや抵抗する術もなく、ただ手を合わせて何かに助けを求めるように祈り始める。それを見た『怒神界』のナウライは、顔を歪めて驚愕の声を上げる。

嘘だろ…
この人数で…
これは…
マズい…!!

やめろぉおーっ!!! 祈るな!!! 祈るなぁっ!!!

祈っちゃダメだぁぁあああああああ!!!

24話より

だがその叫びも虚しく、祈りの波動を受けた「神」はゆっくりと瞼を開き、「カッ」と完全に目覚めてしまう。

すでに【超浸蝕者(スーパーヴルムス)】に対抗する術を持たないニンゲンたちにとって、『怒神界』の「神」の覚醒は希望ではなく、むしろさらなる恐怖の始まりなのかもしれない。そもそも、呼びたくないほど恐ろしいこの「神」とは一体何者なのか?

26話への伏線と考察

ジャチは現れませんでしたね… 外道兄弟「ギサンギ」の動向も気になるところ。

しかし、そんなことよりも注目すべきは、早くも姿を現しそうな『怒神界』の「神」の存在です。25話のラストで「カッ」と目覚めたこの「神」は、『怒神界』のナウライが「祈るな!」と絶叫するほど恐れられる存在。ナウライのあの異常なまでの焦りっぷりを見ると、この「神」がただの救世主でないことは明らかです。果たして、それは人類を救う超越者なのか、それとも全てを滅ぼす破壊者なのか? 『怒神界』のニンゲンがこれほどまでに怯える「神」とは、一体どんな恐るべき存在なのでしょうか。13の天敵すら凌駕する力を持つのか、あるいは全く別の次元の脅威なのか、想像が膨らみます。

そして、もう一つ見逃せないのが、寄生されたリンリの今後です。無法者の中でも屈強な精神を持つ彼が、【浸蝕者(ヴルムス)】に寄生されたまま終わるはずがない。もしかすると、26話では理性を取り戻した「進化した浸蝕者」として再登場する可能性も考えられます。ジャウトの知能が【超浸蝕者(スーパーヴルムス)】に影響を与えたように、リンリの意志が寄生体を制御し、新たな形で戦場に立つ展開もあり得るかもしれません。そんな「理性を持った浸蝕者」が誕生すれば、ゼイビィやゴアとの共闘、あるいは対立がさらに複雑なドラマを生みそうです。

26話では、「神」の正体とリンリの運命がどう絡み合うのか、そしてジャチや「ギサンギ」がどんな形で物語に介入してくるのか、期待と緊張が入り混じりますね。この混沌とした戦いがどこへ向かうのか、考察するだけでもゾクゾクします!

読者の『無法界』見解

 

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