【バーサス】『大凶界』天敵 大怪獣

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大凶界とは

『バーサス』の13の天敵が跋扈する世界の一つ、「大凶界」は、ただ一頭の大怪獣「ダイコクザン」が天敵として君臨する領域です。
この世界は、現代地球と同程度の文明レベルを持つ国々――21世紀初頭のような科学技術や社会構造を有する――が、ダイコクザンの圧倒的な力によって次々と滅亡させられている状況にあります。

「大怪獣ダイコクザン」は、その名の通り途方もないスケールを持つ怪獣。
ウロコに覆われた硬質な体表は、マダラー星人の攻撃すら寄せ付けないほどの防御力を示しています。ダイコクザンが一歩踏み出すたびに大地が震え、都市が踏み潰され、現代の兵器や軍事力ではまるで歯が立たない。その破壊の爪痕は、大凶界の象徴である「大怪獣の足跡」として世界中に刻まれています。

大凶界の人類は、魔法や超人的な肉体といった特別な力を持たず、現代地球と同じく科学技術に頼る文明を築いるようです。
しかし、ダイコクザンの出現により、各国政府は完全に諦めざるを得ない状況に追い込まれています。戦車やミサイル、核兵器すら効果を発揮せず、国々が一つまた一つと壊滅。生き残った民間人が異世界会議に出席するほど、政府機能は崩壊し、抵抗の希望すら失われているのです。この状況は、大凶界が他の世界と比べて極端に無力であることを示しつつ、ダイコクザン一頭だけで文明を根絶やしにする恐ろしさを際立たせています。

大怪獣ダイコクザン

『バーサス』の「大凶界」を支配する天敵、「大怪獣ダイコクザン」は、そのスケールと存在感で他の天敵を圧倒する存在です。『バーサス』公式Xアカウントで公開された初期キャラデザイン案(2024年3月27日投稿)では、原作のONE先生によるデザインと、漫画を担当するあずま京太郎先生によるデザインが紹介されています。ONE先生の案には「寝ながら歩行時」という注釈があり、寝ている間も動き続けるこの怪獣が、休むことなく脅威を与え続ける恐ろしさが伺えます。

体長約500メートルともされるダイコクザンは、巨人界の20メートル級の巨人でさえ豆粒に感じるほどの途方もない巨体を誇ります。
その外見は、ゴジラを思わせるウロコに覆われた硬質な体表が特徴で、マダラー星人の攻撃すら跳ね返すほどの防御力を持っています。一歩踏み出すごとに大地が震え、現代地球レベルの文明を持つ大凶界の都市を簡単に踏み潰してしまうその破壊力は、まさに自然災害の域。ONE先生のデザイン案にある「寝ながら歩行」という特性が事実なら、活動を止めないこの怪獣は、昼夜を問わず大凶界に絶え間ない恐怖をもたらしているのでしょう。

大凶界の政府は、この大怪獣ダイコクザンへの対応をすでに諦めているようです。現代地球と同等の科学技術を持つ国々が、戦車やミサイル、さらには核兵器すら試したであろうにもかかわらず、ダイコクザンを止めることはできず、次々と滅亡。政府機能が崩壊し、生き残った民間人が異世界会議に出席するほど追い詰められている状況は、大凶界がダイコクザン一頭によって壊滅状態にあることを物語っています。
この絶望的な状況は、他の世界の天敵が複数で脅威を構成するのに対し、ダイコクザンが単体で全てを支配する異質さを際立たせています。

初登場

『バーサス』の「大怪獣ダイコクザン」が本格的に姿を現したのは、第13話でのこと。
ただし、第3話でもチラリとその存在が垣間見えており、読者に「何かとんでもないものが控えている」という予感を抱かせていました。

そして迎えた第13話、タイトルはズバリ『大存在』

この名にふさわしい圧倒的なスケールと力が、物語に衝撃を与える形で描かれています。

驚くべきことに、この回では直前まで人類と『魔勢界』の魔族を蹂躙していた「マダラー星人」が、あっさりとヤラレ役に転落してしまいます。
マダラー星人は、それまで無敵とも思える強さで戦場を支配していましたが、ダイコクザンの前ではまるで無力…

登場回

  • 第3話 融合した世界
    (ゼイビィがダイコクザンを見て「山が歩いている」と言っていた)
  • 第13話 大存在
    (大怪獣ダイコクザンの全貌が初めてわかる)
  • 第14話 繋ぐべき命
    (マダラ―星人がダイコクザンに挑むも…)

大怪獣ダイコクザンの強さ

『バーサス』の「大凶界」を支配する「大怪獣ダイコクザン」は、その強さで他の天敵を圧倒する存在です。これまでの戦績から、その規格外の実力が明らかになっています。

  • 大怪獣ダイコクザン > 舟: ダイコクザンが「舟」を軽く凌駕。
  • 大怪獣ダイコクザン > マダラー星人: 第13話で、マダラー星人があっさりヤラレ役に転落。

現時点での戦績は『2戦2勝』。しかも、どちらも完全な圧勝です。
舟もマダラー星人も、ダイコクザンの前では歯が立ちませんでした。
さらに、『暴緑界』の生き物たちに至っては、戦うことすら諦めて逃げ出す始末。

500メートルの巨体から放たれる威圧感と破壊力は、近づくだけで命を落とすほどの圧倒的な力の差を示しています。

最強との比較

正直、現在実力が判明している天敵の中で最強とされる『巨人界』の「大首長ギンバック」でさえ、ダイコクザンに勝てるとは思えません。
ギンバックは魔王ジャチやマダラー星人を凌駕する力を持ち、巨人族の頂点として君臨していますが、ダイコクザンのスケールはそれを超える次元。20メートル級の巨人を豆粒に感じさせる500メートルの巨体と、「寝ながら歩行」でも破壊を続ける持久力は、ギンバックの純粋な力をも上回る可能性が高いです。一撃で都市を壊滅させるダイコクザンに対し、ギンバックがどれだけ抗えるのか、想像するだけで厳しい戦いが目に浮かびます。

今後の展開への期待

これほどの強さを誇るダイコクザンですが、今後その相手を務められる存在は現れるのでしょうか?

『新虐界』の新人類が集団戦術で挑むのか、『機律界』のロボットが無限増殖で対抗するのか、あるいは『魔勢界』の大魔王ビャクオウが魔力で立ち向かうのか――どの天敵も、ダイコクザンの圧倒的な破壊力に耐えられるか未知数です。

『怒神界』の「神」や『呪滅界』の煉魂器といった異質な力なら、あるいは一矢報いる可能性もあるかもしれません。2戦2勝で無敗のダイコクザンが、『バーサス』の戦場で初めて敗北を味わう瞬間が訪れるのか、それとも無敵のまま突き進むのか、今後の展開が楽しみで仕方ありませんね。

『大凶界』の住人

  • 無職 マサヨシ
  • 小学校教師 タクヤ
  • 営業マン シゲル(巨人族の誘導の際に死亡)
  • マサヨシの妹 ミカ
  • ミカの同級生 ユウリ
  • ミカの同級生 レイ
  • ミカの同級生 ヒロシ

政府はダイコクザンへの対応を諦めておりますが、小学生教師や営業マンがいることから普通の生活を送っているようです。

読者の『大凶界』見解

 

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