パラサイトとは
寄生界の天敵であり、他の生物の体内に寄生することでその能力を利用し、増殖や生存を図る存在。
寄生界の住人は寄生された人を『浸食者(ヴルムス)』と呼んでいる。
初登場
パラサイトの初登場は第3話。
すでに寄生された人類が街を歩いている様子が描かれている。
登場回
- 第3話 融合した世界
(寄生された人類が歩いている) - 第9話 巨人族 VS. 新人類
(巨人族が寄生された) - 第15話 ニンゲンの真似事
(無法界の住人が寄生され人を襲っている) - 第16話 パラサイトの脅威
(王のパラサイトが出現・ゼイビィがパラサイトに襲われる) - 第17話 烏合の衆
(無法界の無法者に襲われる) - 第18話 緑の森の少年
(パラサイトに寄生された少年への対処とゼイビィに寄生したパラサイトへの対処) - 第22話 人間たち
(無法界の首領リンリの本拠地へ行く) - 第23話 無法者のリンリ
(首領リンリとの交渉)
パラサイトの能力
寄生方法
- 寄生体は宿主の体内に小さい卵を産み付ける。
- 寄生方法は体液や飛沫に混ざって、口や皮膚から寄生する。
見分け方
- 「少しの痒み」
- 「微熱」
- 「人格の変化」(主に暴力性が若干増す)
いずれも軽微な変化の為、ほぼ見分けることは不可能。
寄生されると体を乗っ取られ、触手のようなもので人間を攻撃し始める。
パラサイトへの対処法
寄生が疑われる人への対処
隔離措置をとったうえで「48時間」様子をみる。
「寄生界」の人間が開発した”カプセル”
『アンチパラサイトカプセル』
- 白カプセル(予防薬)
飲んだ者の血中に成分が浸透している間はパラサイトが寄生してこない。 - 黒カプセル(毒薬)
寄生発覚後に意識がある場合、パラサイトごと自死するためのもの。
貴重な薬の為、他人に消費することは考えていない。
また、「寄生界」では”カプセル”を巡って人間同士が殺し合った過去もあるそうです。
上記のように「寄生界」では予防する以外には対応策が無いが、『呪滅界』の住人であるバスツが寄生された人に対して対処している様子が描かれている。
『呪滅界』バスツの対応
錬魂器Md-R-13
【呪い】で対象の生命を蝕むことで症状の進行を遅滞させる効果のある『治療型錬魂器』
魔勢界の王が寄生されていることが分かったバスツは、皆に内緒で王に錬魂器を使用。
結果、寄生したパラサイトは王が絶命するまで表に出れなかった。
生命反応を検知できる機械(正式名称不明)
第18話で『呪滅界』の住人であるバスツが「生命反応を検知するスマートフォン状の機械」(正式名称不明)を使ってパラサイトに寄生されている人を見抜く。
「寄生界」の住人ですら見抜けないパラサイトの寄生を見抜く手段を持つ『呪滅界』
『呪い』により独自の進化を遂げた「呪滅界」の道具。
新しいものが出てきましたら随時追記していきます。
パラサイトに寄生された場合の対処法
基本的にパラサイトに寄生された場合、駆除するしか方法が無かったが『呪滅界』バスツが行った『治療型錬魂器』からヒントを得て『宿主』である人間を弱らせる方法を思いつく。
魔法耐性のある「ゼイビィ」への実験
異世界のチカラに対して耐性の低い「パラサイト」の性質を利用し、絶命寸前まで「ゼイビィ」を魔法で追い込みんだ結果。
「パラサイト」が耐え切れなくなり『宿主』から脱出した。
この手段は魔法耐性のある「ゼイビィ」だから成功した手段なので、誰でもできるわけではないが少なくとも
初めて『パラサイトに寄生された人間が生還』した症例となった。
パラサイトの強さ
今のところ「ゼイビィ」以外の宿主からは100%発症しているので、寄生すれば最強だが
- 寄生した者を殺すことに躊躇しない
- そもそも寄生できいない個体がいる(マダラ―星人や機械)
等、厄介な性質ではあるが、13の天敵の中では限りなく下位に位置する存在と思われます。